ネイティブスピーカーが会話をしている時に、聞いている側が
“I’m listening.”
と言っているのを見たことはありますか?結論から言うとめちゃくちゃ出てきます。
直訳すると、「私は聞いている」になりますが、実は直訳では表せないニュアンスが隠されています。
英語がまだ全然できなかった頃の私も、直訳で理解していたためなんとも思わなかったのですが、ある日ドラマを見ていた時に I’m listening が出てきて、会話の流れから何か不自然さを感じ調べて本当の意味を知って驚きました。
今回はそんな意外に知られていない “I’m listening” の意味を解説していきます。
目次
I’m listening のニュアンス
I’m listening は相手の話をしっかりと聞いている事を強調し、続きを促すというニュアンスがあります。
The Free Dictionary にもこう書かれていました。
I’m listeningUsed to emphasize that one is ready to hear or listen to someone or something.
実は I’m listening には2種類ある

I’m listening. What happened last night?
(それで?昨日の夜何があったの?)
A: I’m afraid I’ve got some bad news for you.
(あなたに残念なお知らせがあります。)
B: I’m listening.
((嫌そうに)何ですか?)
ドラマに出てきた I’m listening

出典: SUITS
弁護士ハーヴィーは、他企業から特許侵害にあっている起業家をクライアントを持っています。ハーヴィーは相手企業への差し留め命令書(injunction)が欲しいのですが、担当しているドナルド裁判官とハーヴィーは個人的な事情で対立していました。
その喧嘩の内容はハーヴィーがドナルドの奥さんと浮気をしたというものでした。これは事実ではないのですが、ハーヴィーは奥さんにハメられたのです。
そこでドナルド裁判官は、浮気した事を認めれば、差し留め命令書にサインすると脅していきたのです。
ドナルド:Perhaps we could discuss a little quid pro quo before I do.
(お前に仕返しをしてやろう)
ハーヴィー:I’m listening.
(何だ?)
ドナルド:You sign a document that says you slept with my wife. I’ll give you your injunction.
(浮気した事を認めろ。そしたら差し留め命令書にサインしてやる。)
出典: SUITS Season 1 Episode 3
この流れでのI’m listeningは、ハーヴィーが渋々相手の話を聞いているパターンです。
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