今回の上級編ではdon’t give a rat’s ass というスラングをご紹介します。
初めて見た方でも勘のいい人ならもしかしたら意味が何となく予想できるかも知れません。
それでは確認していきましょう。
目次
don’t give a rat’s ass の意味
ratというのはネズミのことで、assはお尻を意味するスラングです。つまり直訳すると「ネズミのケツをあげない」になります。
つまり「ネズミのケツくらい(かそれ以上に)どうでもいい」ということです。お察しの方もいると思いますが、汚い表現になりますので状況を考えて使いましょう。
さらに、ass の後に about をつけることによって何を気にしないのかを表すことができます。
基本的には否定形で使われます。似た様な表現に
“don’t give a shit”, “don’t give a fuck”, “don’t give a damn”
があります。これについても解説していますので詳細は以下のリンクから見てみてください。
A: Bro, I need your advice. What should I give my girlfriend for her birthday?
ねえ頼むよ。彼女の誕生日に何あげたらいいと思う?
B: I’m sorry but I don’t give a rat’s ass about it.
ごめん正直どうでもいいわ。
I don’t give a rat’s ass about how other people think of me.
他人にどう思われてるかなんて気にしない。
海外ドラマに出てきたgive a rat’s ass
アメリカの弁護士ドラマ、SUITSでのワンシーンからです。上司からセクハラされた女性社員の弁護士をしているハーヴィーが上司側の弁護士と法廷で言い争っているシーンです。
弁護士:Other than her story, the plaintiff doesn’t have one piece of evidence.
彼女の証言以外、原告は一つの証拠もありません。
ハーヴィー:Because the evidence lies within their personnel files, which they’re conveniently refusing to hand over.
なぜなら証拠は彼らの人事ファイルに入ってるからです。提示するのを都合よく拒否できます。
弁護士:Those files contain sensitive information. He’s fishing at the expense of our employees’ right to privacy.
それらのファイルには機密情報が入っているんだ。
ハーヴィー:Please. He doesn’t give a rat’s ass about his employees’ right to privacy.
勘弁してくれよ。彼は本当は従業員のプライバシーなんかどうでもいいと思ってる。
出典:SUITS Season 1 Episode 2
動画開始直後から上記のシーンに入ります。
英語の上達にはとにかくアウトプットが重要
今回解説した don’t give a rat’s ass、あなたならどんな例文を作りますか?オリジナルの例文を作ってみましょう。そしてそれを日常会話で使いこなせれば、もう自分のものですね。
英語を話す環境は自分で作ることが何よりも重要です。
Put yourself in an English speaking environment.
(英語を話す環境に身を置く)
中学・高校生であれば、学校のネイティブの先生がいると思いますので、話しかけてみる。大学生であれば留学生と仲良くなってみる。
それでも「英語を話す人が周りにいない」ということもあると思います。そんな時にはオンライン英会話をおすすめします。今はネットでいつどこにいてもコミュニケーションが取れる時代です。私が厳選した7つの有名オンライン英会話について解説しています。参考にしてみてください!
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