日本語には「水の泡になる」という表現がありますよね。
努力してきたこと、準備してきたこと、それらが全て台無しになるような時、英語では何というでしょうか。
実は英語にも日本語の「水の泡になる」に似た表現があります。
go down the tube の意味
go down the drain → (計画・努力などが)水の泡になる、ダメになる、失敗に終わる
drainというのは排水管のことです。
go down the drainは直訳すると「排水管に流れる」なので、そこから計画や努力が水に流れる = 無駄になる
と言う感じですね。日本語の「水の泡になる」と結構近いですよね。
go down the drain は go down the tube(s)とも言います。tubeは管(チューブ)のことで、水道管のことを意味しています。意味は全く同じです。ちなみにtubeは複数形のtubesでもOKです。
調べたところによると、tubeは主にアメリカ英語で使われているらしいです。
さらに、goをbe動詞に置き換えることもできます。
例文を見ていきましょう。
I accidentally deleted my history essay on my computer and all my hard work went down the drain.
パソコンにあった歴史のクラスのエッセイを間違って削除してしまい、全ての努力が水の泡になった。
If this business plan doesn’t go well, a million dollar’s worth of investment will go down the drain.
もしこのビジネスプランがうまくいかなければ、100万ドルもする投資が水の泡になる。
海外ドラマに出てきた go down the tube

出典:SUITS
弁護士ハーヴィーは、他企業から特許侵害にあっている起業家をクライアントを持っています。ハーヴィーは相手企業への差し留め命令書(injunction)が欲しいのですが、担当しているドナルド裁判官とハーヴィーは個人的な事情で対立していました。
個人的な事情を持ち込んだことを逆手に取り、ドナルド裁判官にこう迫ります。
ハーヴィー:You see, if you don’t sign my injunction, there’s going to be a lawsuit. And when the next judge sees all the facts, he’s going to overturn your ruling.
(俺の差し留め命令にサインしなければ、お前を訴える。次の裁判官がすべての事実を知った時にお前の判決を覆すだろう。)
ドナルド裁判官:You may be right. But by then, your clients will have dumped you.
(そうかもしれないが、その時にはお前のクライアントはお前を首にしているだろ。)
ハーヴィー:You may be right, but that sterling reputation that you value so highly? Down the tubes.
(そうかもしれないが、お前の立派な名声は?水の泡だ。)
出典:SUITS Season 1 Episode 3
映画や海外ドラマを使った英語学習法の記事をまだ読んでいない方は、まずは目を通すことをお勧めします。
映画を使った映画学習法
海外ドラマを使った英語学習法
SUITSを観よう!
SUITS はアメリカの人気動画配信サービス、Huluで観ることができます!
他にもドラマならフレンズ、ビックバンセオリー、プリズンブレイク、ゲームオブスローンズ、ウォーキングデッド、ゴシップガールなど有名人気ドラマを取り揃えています。
作品数は何と6万本以上!!
2週間無料トライアルができますので、ぜひ登録してみてください!
↓Huluの2週間無料トライアルはこちらから

コメントを残す