英語を学習されている皆さんはもちろんaroundという単語を知っていると思います。副詞や前置詞として様々な意味を持ちますよね。今回はなんとなく意味はわかるけど、あまり日本人が使いこなせていないaoundを使った表現について解説していきたいと思います。

目次
be aroundの意味
もう知っているよ!という人も多いと思います。
しかし、あくまで私の感覚ですが日本人の多くはtravel around the worldのように「〜の周りに」として使ったり、around 5 o’clockなど「およそ」の意味で使っている場合がほとんどのような印象を受けます。
aroundには他にも多くの意味があり、シンプルな単語だけに扱いが難しいものです。
しかし上記の意味はそれほど難しいものではないと思います。例文で確認していきましょう。
I’ll be around here. So let me know if you need help.
ここらへんにいるから、もし何かあったら言ってね。
This restaurant has been around for a long time.
このレストランは昔からあるよ。
John is a nice guy! He is fun to be around.
ジョンはいい人だよ! そばにいて楽しい。
特にI’ll be aroundとfun to be aroundはもう頻繁に使われている表現です。文章ごとセットで覚えて、口癖になるくらいガンガン使っていきましょう。
SUITSで使われていたbe around
今回はSUITSから2つのシーンを見ていきましょう。
一つ目はハーヴィーが顧客のジェラルドと取引の話をしているシーンです。ジェラルドは会社内のクーパー氏という男が気に入らないようです。
ハーヴィー:It says here that Cooper won’t be staying on as honorary Vice President.
(これにはクーパー氏を名誉副会長にしないと書いてあるね。)
ジェラルド:That’s right. I don’t want him around.
(その通り。近くにいてほしくないからな。)
ハーヴィー:He wouldn’t be around. It’s an honorary position.
(彼は名誉職だ。実権はない。)
ジェラルド:I don’t give a shit.
(どうでもいい。)
出典:SUITS Season1 Episode 1
クーパー氏は名誉職なので実際にジェラルドと仕事をすることはありませんよね。だから二つ目のaroundは「あなたの近くにはいないよ」という意味です。
最後のジェラルドが言ったにI don’t give a shitについて解説しています
I don’t give a shitって?【知らないとヤバいスラング】
続いては主人公マイクが入院中の祖母と話しているシーンです。
祖母:Michael, I’m not going to be around forever, and I want you to stop with that stuff.
(マイク、私もそう長くはない。もう’あれ’はやめてほしい)
マイク:What stuff?
(‘あれ’って何?)
祖母:I may be old, but I’m not an idiot. I know life has been hard for you, but you’re not a kid anymore. And I want you to promise you’re going to start living up to your potential.
(年寄りだけどバカじゃないのよ。今まで大変だったかもしれないけど、もうあなたも子供じゃないのよ。自分の可能性を無駄にしないって約束してちょうだい。)
マイク:I promise.
(約束する。)
出典:SUITS Season1 Episode 1
このaroundは「元気で/健全でいる」というニュアンスを持ちます。
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